Parasites Solitaryに関するメモ

2009年1月31日、当初の予定であった2000年(2003年)を、
大幅にぶっちぎって遂にリリースとなったParasitesの5thアルバム！

リリースはDave Parasite自身のレーベルKid Tested Records、
何故か先行リリースの日本盤はInyafaceからとなっている。


今回は久しぶりの投稿ということで、本作で気づいた点などをメモします。
以下箇条書き↓

1.タイトルが変更された

2.ギター/ベースの両パートをDaveが担当している

3.Matt Yonkerがドラムを叩いている

3.1.レコーディングもMattが担当している

4.2曲目Real Real Good TimeはAdolfo Garciaが作曲

5.The First Day Of SummerはWeaselのカバーではない

6.名曲Breakageが約20年越しの収録

7.アートワークはCristy Road(人気者)



1.タイトルが変更された

2000年、2003年に予定されてた時の5thのタイトルは Pest Ariasだった。
4th Rat Ass Pieに続くアナグラムタイトルだったのだ(文字を入れ替えるとParasitesになる)
ちなみにレーベルも4thに続いてGo-Kartからを予定していた。


2.ギター/ベースの両パートをDaveが担当している

Berkeley移住直後もDaveが一人で両パートを録っていたのである意味原点回帰。


3.Matt Yonkerがドラムを叩いている

Ex-Teen Idols、Ben WeaselのソロやQueersのメンバーがいなくなった時など、
困った時に駆けつけてくれる便利な人、この辺のバンドでは大変重宝されている(多分。)


3.1.レコーディングもMattが担当している

しかも、自分のレコーディングスタジオDrastic Soundsを持ってる、この人便利過ぎ！
最近よくUSポップパンク界隈でこの名前を聞くので、やっぱり重宝されているのだろう。
結構厚めのサウンドでなかなか良いです(マスタリングはKim Rosenなんだけどね)


4.2曲目Real Real Good TimeはAdolfo Garciaが作曲

スペインのステキなポップパンク/パワーポップバンドFeedbacksのフロントマン。
No Tomorrowからの1stはよく、Parasitesとポップパンクとして比較されていますね。
個人的にはFeedbacksはモダンパワーポップ色の強まった2ndが好きです、
最近の作品はちょっとパワー落ちちゃってるんですけど、こちらは紛れもない名曲。


5.The First Day Of SummerはWeaselのカバーではない

同名の曲がScreeching Weaselにあるが全くの別物。
個人的にはWeasel四季シリーズはインストの秋が好き。


6.名曲Breakageが約20年越しの収録

American Pop Project(Shredder)からの二枚組7’EP、
Back To Demo(1989-1991)に収録されていた超名曲！
そのスタジオバージョンが約20年の時を経て復活。

EPのタイトル通り、89～91年頃にDaveが一人で録ったデモ音源で、
これまで他の音源にも収録されていなかったし、デモバージョンしか存在しなかった、
今回のバージョンはデモに比べてポップになった感じで、前はもっと扇情的な感じだった。


7.アートワークはCristy Road(人気者)

http://www.croadcore.org/
こっち系の色んなCD(レコード)のジャケットや雑誌の表紙等、各種アートワークを手掛ける
人気者がジャケットのイラストを描いている、個人的にはParastitesっぽくなくて微妙。



気が向いたらまた追記するかも･･･