http://www.myspace.com/gwhizband
http://www.intheredradio.com/
アリゾナからやってきた永遠のDescendentsフォロワーバンド!
結成は1988年、一応現行バンドらしいのだがホントかどうか分からないぞ。

本作は2004年に活動再開を記念してリリースされたコンピレーションで、
これまでに(1989~94年頃)リリースされたスプリットを含む5枚のEPと、
1stフルレングスEat at Ed'sをまとめ、更に97年と2000年にレコーディングされた
新曲2曲を追加したものとなっている、ちなみにリリースはUKのBosstuneageから。
サウンドは当時怒涛のリリースとツアー展開を繰り広げた
ALL、Chemical People、Big Drill Carなどの所謂Cruz勢のフォロワーで、
鼻にかかった少し幼げなガキンチョボーカル(しかも訛りっぽいのだ)を乗せて、
この辺のバンドの特徴的なベースラインとかグルグルリフを展開する。
特にこのコンピレーションにも収録されている1stアルバムはモロCruzライクな音で、
ラストもインストで〆るという徹底したリスペクト精神を見せており、ここまでやると逆に清々しい。
ちなみに余談ですがChemical Peopleのサンクスリストにも彼らの名前が記載されてたりします。
せっかくなので↓に収録音源といい加減なメモを記載しておく。
G-Whiz/Lonely Trojans(split '7)
89年のデビュー作、アリゾナローカルバンドスプリットですな、
ジャケットのお馴染みダイナマイト君はこの時点で既に登場しています。
初期バージョンのDine-O-Mite収録、音は悪いが清涼感のあるコーラスは好感触。
G-Whiz/Crimpshrine(split '7)
誰しもが「ホントにあのCrimpshrine?」と思うこと間違い無しの1枚!
ということでイーストベイとの謎な関わりを伺わせる2枚目。
Weight Loss Plan(単独 '7)
初単独!遂に牙をむいたCruzサウンドってことでCrewneck収録、
これがモロにALLサウンドでして、ギターソロがヤバイです。
Eat at Ed's(12 LP)
1stアルバム、インストまで模倣する徹底したリスペクト精神。
この辺から音に厚みがグッと増して実はクオリティ高し、B級ポップパンクの扉が開く全9曲。
G-Whiz/King Friday(split '7)
アルバムの延長線上の音、1曲目のMiss Jenはどっちかと言うとHard-onsっぽい?
G-Whiz/The Six(split '7)
2ndアルバム"Hook"にも収録されているRunのイントロが良いんだよね!
なんだかんだで1stアルバムから、曲のクオリティが高くなってます。
New Stuff!
未発表だった97年、2000年レコーディングの2曲。
Myspaceにも上がってるAstroは名曲!
で、このアルバムがリリースされたとき、タイトルからしてDescendents臭をプンプン漂わせる
新作"Caffeine Machine"と2nd "Hook"の再発もアナウンスされてたんだけど、
どっちも何時の間にやらお蔵入り、本作も自然に廃盤の流れでSayonara Sucker…
かと思いきや突然2006年に内容は全く同じなんだけど、No.1 Punk RecordsからPop Punk Singles Collection 1998-2006と改題して本作をリイシュー、Hookの方もShe Has That Plastic Alternative Indie Emo Punk Rock Manequin Look!という、冗長というか必死な(笑)タイトルになって再発されました。
で、そこでもやっぱり3rdの存在が書かれているんだけど、未だリリースされていません。
がんばれG-whiz!いつまでもどこか垢抜けないG-Whizが僕は好きだ。
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